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ベルギーでこれまで18歳以上だった安楽死の制限年齢を撤廃する法案が国会を通過しました。ベルギーでは、2002年に成人の安楽死が合法化されましたが、これで成人でなくても安楽死をさせることが法律上可能になります。

安楽死というのは、末期がんなどで死期が近く、現代医療では治療が難しく、かつ堪え難い苦痛を被っている人を医師などが死に至らしめる行為です。日本では法律で禁じられています。

ベルギーの現在の法律では、「堪え難い苦痛」があることを条件として、医師に安楽死を求めることができます。現地メディアによると、未成年者の安楽死を認める場合、患者が肉体的苦痛を受けており、死期が近いことが条件です。患者自身が安楽死について理解した上で判断し、親の同意を求めなければなりません。もし子どもが「安楽死をしたい」という判断をした場合、親はそれに従わなければなりません。

法案は可決しましたが、強い批判の声もあります。例えば、170人以上の小児科医が加盟する連盟は「現代医療の発達により、緩和ケアが可能になった。子どもに堪え難い苦痛を与えることはない」と主張し、法案の撤廃を求めています。また、そもそも未成年に生死の判断ができるのかという議論も根強くあります。

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