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女優の広末涼子が、仮面ライダー電王、ROOKIESなどに出演経験がある俳優の佐藤健と不倫をした、していないで、主張が真っ向から食い違う週刊誌2誌がある。不倫があったとする「女性セブン」と不倫はなかったとする「週刊女性」だ。今回は、2誌の想定読者の違いを確認したうえで、「なぜ、意見が食い違うか」を見ていきたい。

2誌の媒体資料をラクマガより比較してみる。

「女性セブン」
発行日:毎週木曜日発売
発行部数:250,783部 ※日本ABC協会
発行元:小学館
URL: http://josei7.com/
媒体概要 :芸能ニュースから、「新法案でわが家の支出がどう変わるか」まで、見たいこと、知りたいことを独自の切り口で伝える。節約術、子育て、ブーム、ヒット商品、料理のコツ、海外セレブ情報と、お役立ち情報満載のNo.1女性週刊誌(1)

「週刊女性」
発行日:毎週火曜日発売
発行部数:142,159部 ※日本ABC協会
発行元:主婦と生活社
URL :http://www.shufu.co.jp/magazine/woman/
媒体概要 :トップスクープや信頼度の高い芸能・皇室情報を中心にタイムリーな話題を提供する女性週刊誌。ファッション、料理、ヘアメーク、旅などの新鮮情報をとらえた質の高い実用記事や女性に関する諸問題を扱った記事などの企画も好評。(2)

発行部数は、女性セブンが週刊女性に比べ約2倍、内容は週刊女性のが硬派で、リテラシーが高めの女性と受け取れる。実際に紙面を見ると、女性セブンのほうがネット掲示板で日夜やりとりされる噂話、生活のうっぷん晴らし、痴話話の内容の記事が多く、週刊女性は、ドキュメンタリーべースの特集、実用、経済記事が多い。

このことにより、おおよそ女性セブンの読者は、働き詰めでなく、余暇がある専業、パート主婦で、週刊女性の読者は、フルタイム勤務、教養が高い兼業主婦だろうという、ポジショニング分析ができる。この比較ができたことで、「広末涼子の不倫問題」という同一テーマによる切り口の違いが起きた理由が説明できるようになる。

現場写真を撮り、あそこの店は男女の関係でないと入店しないだろう、から始まった女性セブンと、広末涼子に直撃取材することで始まった週刊女性。その結果、女性セブンは、噂話、痴話話で書くという編集スタイルにそって、『広末涼子網タイツで 9才年下佐藤健訪ねた「不倫」の夜スクープ撮夫キャンドル・ジュンは復興支援で被災地にいた日…』とう題で記事を書き、週刊女性は、ドキュメンタリーべースの編集スタイルにそって『独占衝撃告白広末涼子「佐藤健との不倫のすべて」』という題で記事をを書いたといえる。

編集部は、読者を性別、年収、居住地、ライフスタイル、既婚、未婚などで細分化し、特定の読者層に向けて雑誌を販売している。よって、同一テーマでも想定する読者層が異なることによって切り口に違いが出てくるのだ。

どうだっただろうか?
今回は、雑誌がどのように想定読者を決め編集をおこなっているかという読者ポジショニングを比較することで、「なぜ広末涼子の不倫問題が食い違ったのか、その理由」を考えてみた。

(1)引用元(http://magazine-ad.com/syuukan/a0016.html)

(2)引用元(http://magazine-ad.com/syuukan/a0014.html

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