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首相が靖国神社を参拝するだのしないだのという記事をインターネットや新聞でよくみかけますね。そもそも、なぜ首相や閣僚が靖国神社を参拝すると問題になるのでしょうか。恐らく、プライベートで他の神社にお参りに行くこともあるはずですが、なぜか靖国神社に参拝する時だけ問題になります。その理由を理解するために今回は、靖国神社とその他の神社の違いについて解説します。

 

神社って何?

靖国神社とその他の神社の違いについて知る前に、そもそも神社とは何なのかを簡単に押さえておきましょう。神社は神道という宗教の、祭祀(さいし)施設です。つまり、神道という宗教の神様を祀ったり、お祈りをしたりするための場所なのです。

神道というのは日本の宗教で、キリスト教やイスラム教などのただ一つの神を信じる宗教とは違って、海、山、川など八百万(やおよろず)の神を信じます。ですから、神社によって祀っているものが違って、山や川を祀っていたり、お稲荷さん(きつねの神様)などの動物の神様を祀っていたりするのです。

 

靖国神社の歴史

靖国神社は東京都の千代田区にあります。1869年に、それまでに亡くなった軍人を祀る(まつる)為に建てられました。軍人の魂を祀るという考え方のもとに建てられた施設なんですね。その為、はじめは名前を「東京招魂社」と言いましたが、後に「靖国神社」に改められました。

 

なぜ靖国神社だけ特別扱いなのか

既に書いた、「軍人の魂を祀っている」というところが靖国神社の特別なところです。そして、一般の兵士だけではなく第二次世界大戦における司令官が一緒に祀られていることが問題の原因なのです。靖国神社に魂を祀るためには名簿に名前を書くのですが、そこに第二次世界大戦において日本軍の指揮をとった司令官たちの名前が刻まれています。そのことによって、近隣諸国が「自国を侵略した時代の司令官を祀った神社に参拝するとは許せん」ということで問題化しているのです。

 

[Photo via wikipedia]

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