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生まれた地域や育った環境が違う人と話をしていて、「なんだか笑いのツボが違う」と思ったことがある人は多いと思います。人類史的な意味で人はいつ•なぜ笑うようになったのかという「笑いの起源」の解説は別の記事に譲るとして、今回は「笑いのツボ」がどのように生まれるのかということについて解説します。

 

笑いのメカニズム

笑いがなぜ、どのように起こるのかということは、心理学、脳科学、文化人類学など様々な学問分野でまだまだ研究中です。しかし、「自己の何らかの欲求が満たされたとき」と「期待される出来事と違うことが起こったとき」に笑いが起こるというのが大まかな定説です。

前者は美味しいものを食べたとき、プレゼントを貰ったときなどがわかりやすいですよね。前者の笑いに関しては、「笑いのツボ」に関係なく起こります。「笑いのツボ」が関係するのは後者です。

 

「笑いのツボ」の起源

「期待される出来事と違うことが起こったとき」の基準が違うことによって「笑いのツボ」も変化します。「期待される出来事」は個々人が属しているコミュニティーや普段触れているメディアなどによって大きく異なってきます。

身近な例で言うと、関西では餅といったら丸いのが当たり前(らしい)ですが、関東ではスーパー等で売っている餅はほとんど四角いですよね。「期待される出来事と違うことが起こったとき」に笑いが起こるとするならば、人々にとっての「期待される出来事」=「当たり前の出来事」が異なれば「笑いのツボ」も異なるということが起こります。

お餅のように目に見える違いだけではなく、関東と関西の人の日常的な「当たり前」の違いが「笑いのツボ」の違いを生み出しているということが言えそうですね。

 

笑いのメカニズムについては、こちらの論文を参照。

笑いの発生メカニズム

 

[Photo by chmothy27]

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