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政治のニュースって本当にわかりづらいですよね。政治のニュースのわかりにくさの原因の一つはとにかく扱っている事柄が多い事と、前提として持っているべき知識が多いことが挙げられます。今回は政治のニュースを理解するための基本的な知識として、代表的な政党の違いを解説します。

 

保守と革新、大きな政府小さな政府

「保守-革新」「大きな政府-小さな政府」という二軸を理解すると政党に関する理解がぐっと深まりますので、それぞれについて解説していきます。

革新:革新というのは、現状の打破を目指す政治的立場を意味します。国家や慣習といった既存の決まり事にはとらわれずに、より良いものをつくりだしていこうという立場です。一般に左翼と言われるのはこういった立場の人たちです。

保守:保守というのは、現状維持もしくは古き良きものの維持•再発掘によってより良いものをつくっていこうという立場です。一般に右翼と言われるのはこういった立場の人たちです。

大きな政府:大きな政府というのは、政府が企業や個人をしっかりと統制することでみんなが平等になれる社会を目指そうという考え方のことです。「結果の平等」なんて言われたりしますね。

小さな政府:小さな政府といのは、なるべく政府の力を弱くして、企業や個人が自由に競争することでより良い社会をつくろうという考え方のことです。「機会の平等」なんて言われたりします。

なんとなくで良いのでこの二つの考え方を理解してもらうと、政党ごとの違いが理解しやすいと思います。

 

政党を配置してみる

「革新-保守」、「大きな政府-小さな政府」という2軸をとって、かなりざっくりですが既存政党を配置してみました。

革新保守図.001 (2)

たとえば、「みんなの党」は靖国神社を参拝する人が何人かいるけど全員ではなくて、大胆な規制緩和によって企業が自由に競争できる社会を目指す、ということで「保守寄りの小さな政府寄り」に位置するということがわかりますね。

また、「日本共産党」は国旗国歌の義務化に反対、法人税を高めにして高福祉社会を目指すので「革新寄りかつ大きな政府寄り」に位置するということがわかります。この2政党はわかりやすい方だと思いますが、政党の中には色んな考え方の人がいるので広めに配置されている政党もあります。

ですので、この図の政党の大きさは勢力や人数を表しているわけではなく、あくまで考え方を表すものだということを理解してください。「民主党が大きく広がっているのはなぜか」→「色んな政党の人が集まって作られたという歴史があるからだ」といったことを考えてみるのも面白いと思います。

政党を理解するための第一歩として、「保守-革新」「大きな政府-小さな政府」という二つの軸をご紹介しました。

 

[Photo by beve4]

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