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クラウドファンディングサイトのShootingStarを運営するJGマーケティングとNPO法人のドットジェイピーは今月、政治家や政治家立候補予定者の資金調達を支援する新サイト「政治版クラウドファンディング」をオープンしました。

 

誰がつくったのか

クラウドファンディングは主にインターネット経由でプロジェクトや人に対して不特定多数の人が資金的援助を行う仕組みです。日本ではShooting Star 以外にもCamp fireReady for?などが有名です。これまでは資金的に実現が難しかったプロジェクトでもインターネットを使って賛同者を募ることでより容易に実行できるということで注目を集めています。

ドットジェイピーは若者の投票率向上を目指したNPO法人で、各地で学生を対象として議員インターンプログラムの提供などを行っています。今回オープンされた「政治版クラウドファンディング」では、すでに政治家として活動している人や、これから政治家に立候補する人などがプロジェクトを投稿して、賛同者から資金を集めることができます。

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画像引用元:「政治版クラウドファンディング

現在サービス上には「フィリピンの震災支援」「古事記の紙芝居をつくって寺子屋を開催」といったプロジェクトが投稿されています。日本では、欧米に比べて個人からの政治に対する資金提供を行う習慣が根付いていないと言われています。そのことが、最近明らかになった渡辺喜美氏の件のようにある個人と政治家の関係を過度に密接にしてしまう一つの原因だと言われています。

 

「政治版クラウドファンディング」に期待されること

「政治版クラウドファンディング」には三つの役割が期待されます。一つは政治家がよりやりたいことをやれるようになること。これまで低資金が問題でやりたいことができなかった政治家も賛同者をより募りやすくなります。もう一つは有権者にとって政治がより身近になること。自分が身銭を目に見える形で払うことで、政治に対する興味関心がより高まることが期待されます。

そしてもう一つが資金使途の明瞭化です。これまで政治家が受け取ったお金を何に使ったのかわからない、記録もないということを原因とした事件が何度も起こってきました。クラウドファンディングは資金提供を求める際に何に使うのかを明確に表明しなければなりませんし、資金調達を達成した後も原則としてプロジェクトの経過をサービス上で報告しなければなりませんから政治資金用途の明瞭化が期待できます。

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