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盆栽がアジア各国で流行

盆栽を日本独自の文化だと思っている方も多いのではないでしょうか。その盆栽が実は現在、アジア各国で流行しているのです。その中でもベトナムでは特に盛んです。

ベトナムの盆栽は日本のように小さいものばかりではありません。「ミニ」と呼ばれる日本風の小さなものと同様に、「ホンノンボ」と呼ばれる8mを超えるようなものも盆栽のカテゴリーに入るのです。

 

投資の対象に

ベトナムではアメリカとの戦争の際に枯れ葉剤が撒かれ、多くの森林が失われたことから現在は森林の個人的な伐採は厳しく制限されています。そのため、日本の盆栽ではメジャーな樹木である松はベトナムではとても希少です。

盆栽は長いものだと、制作に100年もの歳月を要します。その為、高値で取引されることがあり、日本でも2011年に樹齢300年の松の盆栽が1億円で取引されたことが話題になりました。ベトナムでは、日本とは多少事情が異なり、盆栽に関心がある人だけではなく、投機の目的として買う人もいます。

 

日本の地位低下の理由

日本は盆栽文化の長い歴史と、熟練した技術を持つことは事実ですが。他国との関係においては日本の地位は下がり続けているのが現状です。その一番の理由は日本人の盆栽に対するイメージです。

盆栽は高齢者が仕事を引退した後にやるものであるというイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。その為、盆栽を趣味として楽しむ人が増えるのには限界があります。

一方で、ベトナムなどでは特に盆栽を楽しむ年齢に関するイメージは無く、ごく普通に30台前後の人が楽しみ、盆栽を楽しむ人の人口が増加しているのです。スポーツなどでもそうですが、競技人口が増えるほど優秀な人材が輩出され、国際的な地位も高まっていくものなのです。

 

[Photo by panina.anna]

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