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フランス国立図書館に1910年、今から約100年前に書かれた「100年後の未来予想図」が保存されています。今回はその一部をご紹介します。

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電車に足のようなものがついています。車輪は当然発明されていたはずなので、不思議な発想ですね。

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今でいうクレーン車のような建築機械を表していると思われます。

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電動式のインラインスケートのように見えます。

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床屋が機械化されています。右で機械をいじっている人が切れば良いのに笑と思ったりします。

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右で機械にかけられた書籍の情報が音声になって、左の子どもたちの耳に届くということでしょうか。

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これはテレビ電話ですね。SkypeやFacetimeによって実現されています。

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戦車や装甲車の原型のようなものが描かれています。これを見ると、兵器の進歩のすさまじさがわかりますね。

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寸法をとるのも服を作るのも機械がやってくれています。

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ジブリの「天空の城ラピュタ」っぽい世界観です。

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「自分の翼で飛びたい」という欲求が人にはあるのでしょう。

 

ここに描かれているものは似たようなものが実現しているものもあります。そう考えると現在の私たちを取り巻く発明品の数々はそれが持つ機能にとって最適な形のものばかりではありません。

たとえば、日本のロボット工学者が人型のロボットを作りたがるのは、鉄腕アトム以降に描かれている未来社会におけるロボット像の影響が大きいと言われています。「人間にできないことをする」「人間をサポートする」というロボットの役割から考えると、必ずしも人型である必要はないはずですからね。

また、ipadのようなタブレット型PCの形は、計算機科学者アラン•ケイが1977年に予測した「ダイナブック」(東芝のパソコンではありません)にそっくりだったりします。単に未来を予測することだけが予言の役割ではなくて、予言によって未来が決められているという側面があるのです。このように、予言をしたことによって本来は起こるはずではなかったことが起こることを「予言の自己成就」と言います。

実は、現代には未来を予測する為の学問が存在します。その名もわかりやすく「未来学」です。過去の歴史や現在得られるデータから論理的に未来を予測する学問です。未来学は標榜する学者としては、「第三の波」(※)で知られるアルヴィン•トフラーが著名です。彼らは未来を予測する人でもあり、未来をつくる人でもあるということが言えます。

(※)人類はこれまでに農耕革命と産業革命という二つの大変革を経験しており、これから情報革命という第三の波が押し寄せるとする説。

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