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インターネットやテレビなどで「就活に失敗して自殺する若者がいる」ということを聞いたことがある人は多いと思います。しかし、実際にどれだけの若者が自殺し、そのうちどれくらいの割合が就職活動の失敗によるものなのかということは一般にあまり認識されていないように思います。

 

年代別の自殺率

自殺の辞書的な定義は「自分で自分の命を断つ事」ですが、そもそも年間ではどれくらいの人が自殺をしているのでしょうか。下記は自殺者の総数を示したグラフです。全体的な傾向としては自殺者数は減少傾向にあることがわかります。

chapter1-01次に、こちらは年代別の自殺による死亡率を示したグラフです。40代以上では減少傾向であるのに対して、20代30代では増加傾向にあることがわかります。

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そして、こちらは年代別の死亡原因を表した表です。20代の死亡原因は半数近くが自殺であることがわかります。

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出典;内閣府

以上のデータから「自殺者数は日本国民全体では減少傾向にあるが、若者においては増加傾向であり、死亡原因の半数近くを占める」ということがわかりました。

 

就活失敗による自殺者数

少し古い資料ですが、こちらは20~29歳の若者の失業率と自殺率を併置したグラフです。両者はかなり近い動きをしていることがわかります。

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警視庁によると、2012年に「就職活動の失敗」を理由に自殺した若者の数は149人でした。2007年の60人から約2.5倍に増加しています。

最後に、なぜ就活苦を理由として自殺する若者が増えているのかということについて考察を行った記事をいくつかご紹介します。

”就活自殺”の背景に迫る-NHKオンライン

就活うつ自殺:「甘ったれるな」も「全員が正社員になれる社会を」も両方違う。

なぜ就活生は自殺するほど悩むのか-苦難から抜け出す一つのヒント

[photo by epSos.de]

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