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「無敵の人」という呼称をご存知でしょうか。最近では、週刊少年ジャンプで連載している「黒子のバスケ」の単行本を書店から取り下げるように脅迫などを行った容疑者が、逮捕後の意見陳述でこの言葉を使いました。

死にたいのですから、命も惜しくないし、死刑は大歓迎です。自分のように人間関係も社会的地位もなく、失うものが何もないから罪を犯すことに心理的抵抗のない人間を「無敵の人」とネットスラングでは表現します。これからの日本社会はこの「無敵の人」が増えこそすれ減りはしません。日本社会はこの「無敵の人」とどう向き合うべきかを真剣に考えるべきです。 出典:「黒子のバスケ」脅迫事件の被告人意見陳述全文公開2 (Yahoo!ニュース) 

人が犯罪を犯す時には様々なものが心理的な障壁になります。自分の中にある倫理観はもちろん、家族や友人、職場の同僚など様々な人との関係が変わってしまうことなど人間関係が大きな抑制要因になることも多いはずです。

 

「無敵の人」という言葉はもともとは2008年にひろゆきさんがブログで使用したのがはじまりだと言われています。

逮捕されると、職を失ったり、社会的信用が下がったりします。元々、無職で社会的信用が皆無の人にとっては逮捕というのは、なんのリスクにもならないのですね。(中略)ちなみに個人的に、こういう人を「無敵の人」と呼んでいたりします。出典:ひろゆき@オープンSNS

ひろゆきさんの定義どおりでいうと、失業者やニートの人は「無敵の人」予備軍ということになります。参考に、下に日本の失業率(働きたいけど働き口が無い人)の推移と、ニート(NEET=働く意思も学ぶ意思も無い人)の数の推移を示したグラフを見てみましょう。

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ニートの数の年次推移 参考:厚生労働省

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失業率の推移 参考:年収ラボ

失業者とニートを合わせると300万にほどになります。ひろゆきさんの定義通りだとすると日本には300万人の「無敵の人」予備軍がいることになります。このことをあなたはどう考えますか?

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