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国内でデング熱に感染した患者のうち多くが訪れている東京の代々木公園では、これまで3回にわたって蚊の駆除作業が行われていますが、今週の再検査でもデングウイルスが検出されたことがわかりました。

 

デング熱の感染経路と症状

デング熱の原因は、デングウイルスです。ウイルスを媒介するのは、木陰などに潜むヒトスジシマカ、つまりヤブカです。どうして代々木公園から拡がったのでしょうか。それは、海外から入り込んだウイルスが拡がったからです。

熱帯地方を中心に100か国以上で流行していて、年々流行は拡大する傾向にあります。こうした流行地で観戦して日本に入国した人が、日本で発病してデング熱患者として確認されています。患者は年間200人ほどです。

デング熱に感染した人が、代々木公園に行ってヒトスジシマカに刺されるとします。

感染した人の血を吸った大量のヒトスジシマカは、それぞれの体内にデングウイルスを取り込むことになるので、感染した人が何度も刺されると、ウイルスを持った蚊がどんどん増えていくことになります。

ウイルス感染後の潜伏期間は、3日から7日程度。感染した人の中で発症する割合は1割から2割です。

症状としては、風邪やインフルエンザとは違う激しい痛みや高熱。食欲がなくなり衰弱して点滴を受ける場合もあります。まれに出血を伴う重症になる場合もあります。

 

デング熱を防ぐには

デング熱を防ぐにはどうすればよいのでしょうか。

外出の際は、長袖長ズボン、首筋や耳、顔などにも刺されないように、虫よけを塗って出かけましょう。

家の周りでは、水たまりを作らなくすることが、ヒトスジシマカの繁殖を抑えることにつながります。植木鉢や、空き缶などに水をためておかないことが重要です。

海外旅行で観光地などに出かける際は、特に蚊に刺されないように気をつけましょう。10月下旬までには成虫がいなくなりますので、それまでは気をつけた方がいいでしょう。

Photo by Wikipedia

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