【読了時間:約 1分

世界初の三つ子のパンダの赤ちゃんが、中国広東省のサファリ―パークで生まれました。

オス1匹、メス2匹の三つ子です。三つ子の場合、生存率は1%と言われていて、3匹揃ってすくすく育つのは世界で初めてです。子供の名前の募集には60万通の応募があり、来月正式に決定します。

 

繁殖が難しい理由

現在野生のジャイアントパンダは、約1600頭で絶滅の危機に瀕しています。

日本でも、上野動物園で赤ちゃんパンダの誕生に喜んでいたのもつかの間で、残念なことに亡くなってしまいました。そういったことからも、パンダの繁殖の難しさがわかります。

 

繁殖が難しい理由の一つは、パンダの発情期は1年に一度で3月から6月まで。しかも人間並みに相手を選ぶため、恋をした相手としか交渉したがりません。

また、雄の70%は交配意欲がなく無精子状態も少なくありません。相性の難しさもあるため、麻酔をして人工授精を行うようにした結果、技術の進歩で繁殖率が30%から70%にあがっています。

さらに、パンダのアカチャンは生まれた時は体長15~17センチ。体重90~130gの薄いピンク色で、産毛が生えているだけです。人間でいえば妊娠3か月半ぐらいの超未熟児状態です。そのため母親に潰されて簡単に死んでしまうこともあります。

パンダのメスは、飼育下では子供と早い段階で離されてしまうため、子供が生まれても子育てを放棄してしまうメスが多く、ビデオなどで子育ての様子を流したりといった工夫がなされています。

こうした繁殖に関わる様々な困難が存在するため、パンダはなかなか数が増えないのです。

Photo by AFP

Credoをフォローする