元世界第4位の湖「アラル海」ほぼ消滅する

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世界で4番目に大きな湖だった「アラル海」がNASAの衛星画像によりほぼ消滅していることが分かりました。

「アラル海」とはカザフスタンとウズベキスタンにまたがる塩湖です。

塩湖とは文字通り塩分を含んだ湖のことで、1リットル中に0.5グラム以上の塩分を含む湖を指します。海水の侵入によって塩分を含む湖ではなく内陸湖等のことです。有名な塩湖は体がプカプカと浮く死海や、ヨーグルトの名前にもなっているカスピ海などが有ります。

今回問題になっている「アラル海」の衛生画像はNASAにより毎年ほぼ同じ時期に撮影され、湖の変化を撮ってきました。それにより、2000年から2014年までの14年間という短期間で湖がほぼ消滅した様子が分かり、世界に衝撃を与えています。

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左:2000年、右:2014年 画像引用元:the guardian

アラル海がほぼ消滅したことにより、湖の底から吹き上げる砂や埃に含まれる農薬などの化学物質が周辺住民に影響をもたらしています。周辺住民達は気管支系の疾患を患い、深刻な健康問題になっています。

アラル湖には打ち捨てられた船があちらこちらに存在します。湖が干し上がるスピードが速すぎた為に避難出来ずに座礁してしまったのです。かつては漁をして生計を立てていた地元の人々も仕事が無くなり、街は衰退しています。

温暖化や環境破壊は世界のいたる所で問題になっていますが、それぞれの場所で少しでも環境破壊が進まないよう早急に対応していかなければ同じような悲劇を繰り返してしまいます。

今回のアラル湖は何年も前から問題になっていて日本でもテレビで特集されるくらいの注目をされていて一部の人々の間では対策も施されたようです。しかし、環境破壊という大きな脅威の前にその対策は効果が発揮することが出来ませんでした。

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