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御嶽山噴火で心肺停止で発見されていた47人について、全員の身元が判明し、47人のうち1人の熱傷死以外の人々は損傷死により死亡していたことが分かりました。

この場合、損傷死とは、噴火の時に飛んできた噴石が体に当たり、その影響による死亡を表しています。

噴石で致命傷を負いながらも山小屋に逃げ込みそこで力尽きて亡くなった人も少なくないということです。

また、大怪我をして、止血などの適切な処置が出来ずに、救助を待つ間に息絶えてしまった登山者もいるようです。

死因を調べた医師によると、体の多くにアザや切り傷が多数あり、頭部や体の一部が噴石により激しく損傷しているとのことです。

東京大地震研究所の金子隆之氏によると噴石が時速300キロ弱で降り注いだのではないかと言われています。噴火の衝撃によって起こる噴石の大きさは10センチ以上といいます。

相当なスピードで降り注ぐ噴石に、登山者はヘルメットやザックで体を守ろうとしても防ぎきれなかったのでしょう。

ニュースでは小屋の外壁に大きな噴石がいくつも突き刺さっている映像が流れるなど噴石がぶつかってくる衝撃は相当なものだったと推測されます。降り注ぐという表現よりは刺さるに近い感覚だと思われます。

亡くなられたご家族の一人は、頭を隠して居たので顔は傷一つ無かったが背中に損傷を負っていたと言われている事から、必死に頭を守ろうとしていた様子がうかがえます。

尚、行方不明者はまだ16人いる為一刻も早い救助活動が求められていますが、3日の捜索活動悪天候の影響により二次災害の恐れがあるとして中止になりました。天候の回復を待って捜索を再開する見込みです。

Photo by AP IMAGES

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