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「セイウチ」がアラスカの海岸の1カ所を埋め尽くしました。その数およそ3万5000頭とのことです。

「セイウチ」とは主に北極圏に生息しています。とても大きく、皮膚に体毛は無いものの寒冷地に適応するため厚い脂肪で覆われています。

大きなもので1200キロもあるセイウチもいます。分厚い脂肪は他の動物に襲われても致命傷になるほどはダメージを受けないと言われています。

アシカ、アザラシなど見た目は似ていますが、セイウチの場合雄雌共に牙があります。雄のセイウチには一メートルもの長い牙を持つものもいます。牙は生きている間伸び続けます。牙は邪魔に見えて、とても重要な役割をします。雄同士が争う時や獲物を掘り起こしたり陸に上がる時に支えになるなどとても大切なようです。

それにホッキョクグマでさえ襲ってしまうほど強い威力があるそうです。セイウチは大きな群れで生息していますが、強い雄がたくさんの雌に囲まれている状態で形成されています。

今回こんなにも大量のセイウチが埋め尽くした原因は、残念なことに地球温暖化の影響ということです。本来であれば海で餌を取りその休憩として氷上に上がるのですが、温暖化により、氷が溶けてしまい休憩する場所を失ってしまった事からどんどんと爆発的に集まってきてしまいました。

温暖化はこれからも進んでいく事から、将来的にも同じようなことが繰り返される可能性がとても高いと言われています。

なお、セイウチは飛行機のエンジン音などを聞くとパニックを起こし一斉に海に逃げ出すなど暴走してしまうことが有るため、「米魚類野生生物局」は、群の近くでの飛行を避けるように求めています。

低空で飛行するときに暴走しやすいと言われているため、飛行条件により飛行しなければならない場合は内陸を通過するように勧告しています。

Photo by The Independent

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