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2014年10月7日夜、日本人がノーベル物理学賞を受賞したというニュースが駆け抜けました。

評価されたのは、最近耳馴染みのあるLEDについてで、青く光るLEDの発明とその実用化に貢献した点です。

LEDとはLight Emitting Diodeの略称で、発光ダイオードと呼ばれるものです。

発光ダイオード自体が発明されたのは1962年ですが、当時は赤色のみの発見でした。

それから時を経て1972年には黄色について発見されました。 この発光ダイオードが着目されるのには様々な理由がありますが、まず第一に構造が簡単で大量生産が可能だということが挙げられます。

更に大量生産ができたとしても生産コストが多額では普及が難しいと思われますが、発光ダイオードは安価でできることも特徴の1つです。

そして近年家電量販店でも叫ばれている特徴ですが、発光ダイオードは軽量で衝撃に強く、寿命が長く故障の発生頻度が低いという特性があります。

これはこれまでの電球とは構造が異なりフィラメントを使用していないために可能となった特性です。

また物理的な特徴の他に、光そのものの特徴もあります。

これまでの蛍光灯や白熱灯では紫外線や赤外線を含んだ光だったこともありそれらの光に敏感な文化財などに使用することは嫌がられる傾向がありました。

しかし発光ダイオードの光は紫外線領域に近い紫色のものなどもある一方で、紫外線や赤外線を含んでいないものがあるため文化財や芸術作品への照明に多用することができるという特性が挙げられます。

更に省エネルギーという特性もあるため、身近な所では信号機に利用されたり電光掲示板に利用されたりと、目にする機会が多くなっています。

またそのように大きなものではなくても、携帯電話のボタン照明などにも利用されたりと、探してみれば本当に様々なところで発光ダイオードが利用されていることがわかります。

そのような発光ダイオードの光の三原色の最後の青色を作り上げたことで、今回のノーベル物理学賞にふさわしいと評価が下されたのです。

Photo by fPat Murray 

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