【読了時間:約 2分

2014年10月7日午後H2Aロケット25号機の打ち上げが成功しました。

台風の影響を受けると思われていましたが、当初の予定通りに種子島から打ち上げられて誰もが安堵しました。

H2Aロケットの元となったH2ロケットは日本としては初めて純国産で制作されたロケットでした。

「重量が2トン級という重さをで衛星を打ち上げる能力を持ち、更に液体水素と液体酸素を推進剤とした2段式のロケットである」という説明がH2ロケットではよくされていました。

それを受けた、今回打ち上げに成功したH2AロケットではH2ロケットと比較してより設計が簡素化し、製造作業や打ち上げ作業が効率化されています。

複雑な設計であればその途中で誤差やミスが生じることもあるかもしれませんが、簡素化されることによってそれがなくなり精度をあげることを可能としました。

この裏付けがあることによって、天候に恵まれたことももちろんありますが、気象衛星シリーズとしての打ち上げは当初の予定日に打ち上げられたことがないというジンクスも打破されたのではないか、と囁く声もあります。

また設計の簡素化によってH2ロケットでは最高約190億円かかっていた打ち上げコストを、約100億円未満という2分の1に抑えることに成功し、経済的にも優れた面を持っています。

更に技術面として、重量の異なる衛星に合わせて形態を4タイプから選択することも可能となっており、柔軟な対応が取れる打ち上げ能力を有しているというメリットもあります。

現在でもこれらのようなメリットを有し、かつ打ち上げ成功率は、世界トップクラスの人工衛星打ち上げ用の液体燃料ロケットですが、H2Aロケットは常に改良が進められています。

今回の打ち上げ成功実績も次のロケット打ち上げに引き継がれ、今後も国産ロケットの進歩は続きます。

Photo by http://teirer.fc2web.com/

Credoをフォローする