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10月10日18時(日本時間)からノーベル平和賞の受賞者発表が行われ、2014年度の受賞者はパキスタンの人権運動家マララ•ユスフザイさんに決まりました。

マララ•ユスフザイさんは1997年生まれ、現在17歳の女性です。

マララさんが世界的に有名になったのは彼女の住む地域が、武装勢力パキスタン•ターリバーン運動(TTP)がによって支配され、暴力的な恐怖政治が始まったことがきっかけでした。

2009年、11歳の時にマララさんはBBC(英国放送協会)の依頼でターリバーンによって支配されている地域の実状をブログに書き始めます。

ブログの内容はターリバーンによる女子学校破壊行為に対する批判、女性の権利を尊重することや平和への訴えといったもので、欧米の多くの人々から注目を集めました。

しかし、2009年にパキスタン政府が彼女の実名を公表して「勇気ある少女」として表象したことでTTPから命を狙われることになってしまいます。

そして、2012年10月9日、マララさんが乗っていたスクールバスを複数の男が急襲し、頭部と首に計2発の銃弾を受け、重傷を負います。

TTPは、教育権を求める女性の「反道徳的」活動への報復であり、シャーリア(イスラム法)に基づくものであるとテロ行為を正当化しましたが、当時15歳の少女に向けられたこの凶行に対して国連やアメリカ政府をはじめ世界中から非難が表明されました。

マララさんは手術の結果奇跡的に回復し、その後も女性が教育を受ける権利について積極的に発言を行っています。

こちらの動画では、2013年にマララさんが国連本部で行った演説の様子を観ることができます。

今、世界中で最も活動的な女性に対してノーベル平和賞が授与されたと言えるでしょう。

Photo by ACTiVO

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