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昔から「季節の変わり目に持病が悪化する」とか、「雨が降ると古傷が痛む」などという言葉を聞いたことはないでしょうか。

実は季節や天気の変化と体調や健康には、深い関わりがあります。近年ではこのような症状に、「季節病」や「気象病」という呼び方がつき、一般に認知されつつあります。

「季節病」というのは、季節の変わり目になると発症する病気のことです。日本には四季というはっきりした季節区分があり、それぞれの季節に起きる現象がそのまま病気の原因となります。例えば春の花粉症や夏の熱中症、秋の食中毒、冬のインフルエンザなどがこれにあたります。

それに対し、日々の気象の変化によって発症したり、症状が重くなったりするのが「気象病」です。天気が崩れる前に喘息がひどくなる、低気圧で頭痛がしたり、関節痛が起こるというのがそうです。「気象病」が関係していると思われる病気には他にも、神経痛、リウマチ、など様々なものがあります。

関連は注目されていますが、現時点でなぜ、このような症状が起こるのか、はっきりとした理由はわかっていません。

人の体には季節や天候の変化に応じて体調を調節する機能が備わっています。しかし、急激な気候の変化によってこの調節機能が過剰もしくは不十分になると、いろいろな心身変化が起こるのではないかと考えられています。

どんなに健康な人であっても、自然の気象や季節の影響は避けることができません。

ただ、このように、気象と体調の善し悪しはその関係が指摘されています。天気予報を自分の体調予報に置き換えて考えてみるのもよいのではないでしょうか。

今後は、なぜこのような現象が起きるのか、そのメカニズム解明が期待されます。

もちろん、気候の変化は一要素に過ぎません。日々の生活習慣や食事などに気をつけて健康な生活を心がけたいものです。

Photo by Leonid Mamchenkov

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