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インドネシアのジャカルタで1986年に、日本大使館に対して爆発物が打ち込まれた事件について、警視庁はアメリカで収監されていた日本赤軍メンバー城崎勉容疑者を逮捕する方針を固めました。朝日新聞などが伝えています。

城崎容疑者は2015年1月に釈放後日本に送還される見通しです。

 

日本赤軍ってどんな集団?

日本赤軍は、海外に拠点を持ち1970年代から1980年代にかけて無差別テロ事件を繰り返した新左翼系団体です。

新左翼とは1960年代に欧米や日本などの先進国で現れた政治的な勢力や集団を指します。

あくまで総称であるため、ベトナム反戦運動や安保闘争など社会的に大きく支持された勢力もある一方で、内ゲバ(新左翼内の内紛)やテロリズムに走り、大衆の支持を失っていった一派もあります。

一部の新左翼は旧来の共産党や社会主義政党を「権力にしがみつき、逃走をしない」として批判し、暴力も辞さない急進的な革命によって社会の変革を目指す、といった思想を持っていました。

そういった思想潮流の中で、日本赤軍は1971年に重信房子らによって結成されます。

結成後は国内外におけるハイジャック、一般人に向けた銃乱射事件、各国大使館へ向けた武装攻撃といった事件を繰り返していきます。

最終的には東西冷戦の終結、支援者の高齢化•減少といった流れの中で最高指導者である重信房子が逮捕され、彼女が獄中から解散宣言を行った事から2001年4月に正式に解散しています。

組織自体は解散していますが、いまだに複数のメンバーが逮捕されずに逃亡を続けています。

Photo by 国際テロ情勢と警察の対応

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