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アメリカ国内で収監されている日本赤軍元メンバーの城崎勉受刑者(66)が来年の一月に釈放される見通しになりました。

日本へ送還後、放火未遂の国際手配容疑で警視庁公安部が逮捕を明らかにしました。この城崎勉受刑者はかつて、インドネシアのアメリカ大使館を襲撃した事件。通称「ジャカルタ事件」で1996年にネパールで拘束され、禁錮30年の実刑判決を受け、現在はアメリカの刑務所に服役しています。

来年2015年1月16日に模範囚として釈放される予定です。

米司法省は国外退去処分とする可能性が高く、日本の警視庁公安部は城崎勉受刑者がジャカルタの襲撃犯が潜伏していたホテルの部屋に放火し、焼損させようとした疑いで1992年から国外犯規定に基づき城崎受刑者を国際手配しており、日本に送還され次第逮捕する方針です。

この「ジャカルタ事件」というのは、1986年5月にインドネシアの首都ジャカルタにてアメリカ大使館と日本大使館にロケット弾が発射され、カナダ大使館前の車が爆破された国際的テロ事件です。

その後の現場検証で発射元のホテルの部屋から日本赤軍メンバーの城崎勉受刑者の指紋を採取され、日米捜査当局は日本赤軍の犯行と断定しました。

城崎勉受刑者は富山県出身で徳島大学中退後、日本赤軍の前身である共産主義者同盟赤軍派に参加し、資金調達で金融機関などを襲う「M作戦」に関与したなどとして1971年に逮捕、懲役10年が確定して服役していましたが、ダッカ事件(1977年9月28日に、日本赤軍が起こしたハイジャック事件)で人質と引き換えに超法規的措置で釈放、出国していました。

参考:『日本赤軍ってどんな組織?城崎勉容疑者逮捕

photo by 国家総動員法

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