【読了時間:約 2分

最近コンビニなどでブランが含まれるパンやサンドイッチが売られているのを目にします。この「ブラン」がどういうものか、ご存知ですか?

「ブラン」は、一言で説明すれば「小麦ふすま」のことです。小麦は穀物で、収穫された直後のものは粒が厚い皮で覆われています。この皮を取ることで、よく知られている白い小麦粉の原料になり、製粉することで白い小麦粉ができます。

この取り除かれてしまう皮、これが「小麦ふすま」、つまり「ブラン」です。お米も穀物であり、同じように精米しますね。お米も最初は厚い皮に覆われていて、皮を取り除くことで一般的な白いお米となります。

この厚い皮の部分を残したままの茶色い「玄米」が、ヘルシーなお米として人気です。同じように、小麦も皮を取り除かずそのまま製粉することもでき、それは「全粒粉」と呼ばれます。

ブラン粉は、取り除かれた部分を粉にしたものです。よく見かけるブラン入りパンは、小麦粉にブラン粉を混ぜて作られたものがほとんどです。

そんなブラン粉ですが、なぜヘルシーと言われるのでしょうか。

白い小麦粉を作る過程で取り除かれてしまう「ブラン」、この部分に鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、ミネラル、ビタミンなどの栄養素が多く含まれると言われています。

こんなに栄養素がたっぷり含まれているというのに、通常は製粉過程で取り除かれてしまう理由は、食感が悪くなってしまうからです。ブラン粉は通常の小麦粉よりも粗く、ブラン粉を使用して作られたパンなどはパサパサしがちです。

ブラン独特の匂いや色も、食品の味を低下させると考えられることが多いのです。そのため、従来は製粉で取り除いた後、牛や豚の飼料として使われていました。

最近はブランの栄養価の高さが注目されはじめ、ブラン粉を適度に加えた小麦粉で作られた商品が売られているというわけです。

Photo by U.S. Department of Agricult

Credoをフォローする