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今、日本は高齢化に伴う様々な課題に直面しています。老人ホームなどの介護施設は日々増設されており、デイサービスや訪問介護の利用者も年々増加しています。

そんな中、介護施設を利用する必要はなく、自宅で暮らす高齢者にとって、だんだんと難しくなっていくことの一つに「買い物」があります。

足腰がまだしっかりとして長距離を歩けた頃は通っていたスーパーも、だんだんと通うことが負担になり、買い物になかなか行かなくなってしまうのです。

このように、65歳以上で買い物が困難になる方々を「買い物弱者」と呼びます。また、高齢や身体が不自由であることが原因で買い物が困難な方々を、「買い物難民」と呼びます。

現在「買い物弱者」とされる方々は全国に600万人もいると言われ、「買い物難民」も含めた総合計では全国に1,000万人もいると推定されています。農林水産製作研究所は、こういった「買い物弱者」や「買い物難民」が多く、買い物が不便な地域を「食料品アクセスマップ」に載せています。

こういった状況で救世主として登場したのが、「移動スーパー」です。「移動スーパー」は、ワゴン車などに食料品や生活用品を積み、各巡回箇所でそれらを販売するサービスです。

運営する会社により取り扱う品物は様々ですが、例えば惣菜や野菜、パン、果物、ティッシュや衣料品などが車に積まれます。つまり、わざわざスーパーまで足を運ばなくても、近くにスーパーが来てくれるのです。

事前に注文した品物だけが自宅に届く一般的な宅配サービスと違い、移動スーパーは様々な品物を積んでいるので、来たときに買いたい物を選んで購入することができます。

その時に必要なものだけを買うことができますし、「選んで買う」という楽しみもあります。また、事前に電話をすることで、巡回の時に希望の商品を運んでもらうことが可能な移動スーパーもあります。

この場合、欲しかった商品が必ず購入できる上に、その時急に必要となった物もその場で選んで購入することができます。

高齢化に伴う様々な課題を今後解決していくこういったアイデアが今後更に求められていくことでしょう。

Photo by flickr

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