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キラウエア火山から流れ出た溶岩が民家に到達したと報道されました。ロイター通信などが伝えています。

キラウエア火山は、ハワイ諸島にある観光地としても有名な活火山です。「キラウエア」とはハワイの言葉で吹き出す、大きくまき散らすという意味があり、頻繁に溶岩が流れ出ていることに関連して名付けられたと言われています。

1983年の大噴火以外では、大きな爆発を伴うほどの噴火が起きることはなく、溶岩がドロドロと流れ出るような噴火が続いています。

溶岩は火山の噴火などによって地表に流れ出たマグマの事を指します。冷え固まった物も溶岩と言います。同じ溶岩でも、場所によって成分や温度が異なり、粘性が低い物は流動性が高くなります。

温度的には温度が高い程、粘性が低くなります。成分はマグマの中の二酸化ケイ素の量が多いほど粘性は高くなると言われています。ハワイの火山は、玄武岩と言われ二酸化ケイ素成分が少ない為、粘性が低く流動性が高いので、溶岩流が流れ出しやすいともいえます。

今回溶岩流として流れ出ているのは、今年6月に山の山頂から流れ始めたものであるとみられていて、専門家も8月頃から注意を喚起していました。9月下旬に一度は動きが止まりましたが、その後また流れ始めました。

過去には200以上の住宅がキラウエアの溶岩流によって被害に遭っていることから、ハワイ群の安全対策当局は監視をし、注意を払っています。溶岩流は時速9メートルの速さで進んでいるため、その先にある民家の住人は自主避難をしています。

いつ溶岩流が止まるのかも分からず、予測も出来ない為その地域の人達は前もって最悪の事態も想定して行動しているようです。草原などが燃え大量の煙が立ち上る為、健康被害も懸念されています。

Photo by flickr

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