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30日のTBSテレビ系列の番組「あさチャン」内のコーナー「チャン知り」において、「漂流郵便局」が紹介され、注目を集めています。

「漂流郵便局」は、瀬戸内海にある粟島という小さな島にあります。こちらでは届け先のわからない手紙を受け付けており、いつか宛先不明の存在に届くまで、「漂流私書箱」にて手紙を漂わせている、とのことです。

この局は、実際の日本郵便との関連はありません。香川県三豊市にある旧粟島郵便局の建物を、アーティストの久保田沙耶さんが、アート作品として生まれ変わらせたものです。

そのコンセプトは、例えば海に瓶に入れた手紙を流すように、誰に向けたものか、また誰の元に届くかもわからないという「手紙」を時間の海に流すようなもの、またそれが漂着した波打ち際、というものだとのこと。

この「漂流郵便局」に手紙を出したい人は、官製はがきに「〒769ー1108 香川県三豊市1317ー2 漂流郵便局留め ○○○(いつかのどこかのだれか)様」という宛先を書いて、普通にポストに投函します。もちろん、現地で直接投函することもできます。

注意点としては、出した手紙の返却はできない、手紙の著作権は『漂流郵便局』に譲渡される、差出人の住所は書かなくて良い、手紙は封筒ではなくはがきを使用すること、等々です。

そうしてこちらの郵便局に漂着した「いつかのどこかのだれか」宛の手紙は、郵便局の営業時間内であれば、誰でも読むことができます。基本的に、ネット公開はされません。まれに局員便りで紹介されることもあるそうですが、読むためには現地まで趣く必要があります。

また、そうして『漂流私書箱』から拾い上げた手紙が「自分宛だ」と確信できたときは、持ち帰ることもできるそうです。このロマンチックな郵便局。興味をお持ちになった、より詳しく知りたいという方は、まずは公式サイトをご覧になってみてはいかがでしょうか。

Photo by flickr

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