社会問題化する「危険ドラッグ」とは【脱法ドラッグ】

【読了時間:約 2分

危険ドラッグとは、法律による規制がない覚せい剤などに似た作用を持つ薬物のことを指します。

薬物の規制する種類を増やしても、規制した薬物とは異なる類似した構造や作用を持つ新たな薬物が続々と登場することから、いたちごっこ状態が続いています。

日本で販売されるようになったのは、1995年頃のことと言われています。繁華街の店舗などで「合法ドラッグ」として売られていました。

日本では、摂取目的で販売したと判断される場合に無承認、無許可医薬品の販売として薬事法違反で取り締まる事が出来ます。しかしながら、きちんと事細かに規制されておらず曖昧な部分が多いため、購入した人が目的外に使用するとの建前のもと、芳香剤、観賞用とし販売されているケースも有るそうです。

最近では交通事故など危険ドラッグによる事故が相次いで起きています。その事から、2014年8月からは実際に事故を起こさなくとも、「薬物の影響その他の理由により、正常な運転が出来ないおそれがある状態での運転」をする可能性が有ることが判明した時は、道路交通法違反により逮捕できるようになりました。

職務質問で車内からドラッグが見つかった場合でも、危険性帯有者として、最大6カ月の免許停止になるます。

厚生労働省は、危険ドラッグによる被害を食い止めるために、様々な対策をとっています。

「脱法ドラッグ」とも呼ばれてはいますが、誤った意味で伝わることを防ぐため「危険ドラッグ」という名称で呼ぶよう、報道機関などに呼び掛けたり、薬事法の取り締まり対象となる薬物をどんどんと増やし随時警告を呼び掛けるなどといった対策が進められています。

しかし、冒頭に書いたように全ての危険薬物を規制することは難しく、次々と新しい薬物が出てきては規制を繰り返しているのが現状です。

関連記事:『脱法ハーブはなぜいつまでたっても「脱法」のままなのか』、『増加し続ける再犯率、日本の薬物事情を知ってみる

Photo by flickr

Credoをフォローする