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9月に韓国で行われた仁川アジア大会でカメラを盗んだとして、略式起訴されていた競泳男子平泳ぎの冨田尚弥さんが、弁明会見を行いました。

冨田さんは、9月25日応援に訪れた水泳場の記者席から韓国メディアのカメラの望遠レンズを外し、本体をバックに入れて持ち去ったとみられています。盗まれたカメラは、キヤノン製の日本円で80万円相当のカメラだったといいます。

翌日に大会組織委員会から日本選手団に連絡が入り、監視カメラを確認したところ、冨田さんとみられる人が怪しい動きをしていたとなり、その後警察から事情聴取されました。そこで、「見た瞬間欲しくなった」と冨田さん自身が盗んだこと認める供述しました。盗まれたカメラは、冨田さんの部屋から見つかりました。

その後9月29日、窃盗罪で略式起訴され、約10万円の罰金処分となり、10月1日帰国しましたが、その時は報道陣に対して頭を下げて謝罪をしただけで、窃盗を否定する発言はしていませんでした。

これを受け、帰国後冨田さんが所属していたデサントは解雇を発表、日本水泳連盟も10月30日に2016年3月31日までの選手登録停止処分を決定していました。

しかし、今になっての弁明会見に関係者も困惑しているようです。今回開かれた会見で冨田さんは冤罪を訴え、「カメラを見た瞬間欲しくなった」と言った事実はないと述べ、代理人を務める弁護士も、盗んだとされる時間には雑談をしていてアリバイがあると語っています。

冨田さんは今回のことで「急性ストレス反応」と診断されるなど、精神的に辛い状況にあると言われ、ネット上でも冨田さんに同情する声が上がっています。しかしながら、疑問点も多く今のところ何が真実なのか分からないのが現状です。

同日都内で行われたイベントに出席した北島康介さんは冨田さんについて「いろんな意味で応援している。」と語っています。

Photo by flickr

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