オックスフォード大教授が「10年で消える職業」を発表 Credo 編集部 2014/11/10 トレンド 【読了時間:約 1分】 英国オックスフォード大のマイケル・A・オズボーン准教授が、あと10年で消える職業、なくなる職業を予測した『雇用の未来―コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文を発表して話題になっています。 オックスフォード大でAI(人工知能)などの研究をしている同教授の発表によると、現在ある仕事はほぼ半減するといいます。 これはコンピューターの進化による影響で、これまで人間にしかできなかった仕事がロボットなどの機械に代えられてしまうからだそうです。 米国の労働省のデータに基づくと10〜20年の間に米国の総雇用者の役47%の仕事がコンピューターにより自動化されてしまう可能性が高いといいます。 例えば、スポーツの審判、不動産ブローカー、レストランの案内係、電話オペレーターなどの仕事は、10年後には人間がやるのではなく、コンピューターに変わっている確率は90%以上なのだそうです。 「Google Car」のような無人で走行する自動運転者が、世界中に普及すれば、全世界のドライバーは仕事を失う事になります。ロボットや機械は休みを必要としないで、与えられた一定の作業を正確にこなす事が出来るので、機械のほうが人間より優れた仕事をする側面があります。 とは言うもののほとんどの仕事をロボットや機械に奪われて、失業者が多くなってしまうのに対し不安を抱く人も多いのも事実です。 しかし同教授は「人類にとってこれは歓迎すべき事」だと主張しています。 かつて洗濯は手作業だったが、洗濯機の発明でその仕事がなくなりました。その仕事が無くなったおかげで、空き時間が生まれ新しい技術や知恵が生まれました。これと同じことが今起きているだけだとオズボーン教授は主張しています。 Photo by flickr Credoをフォローする @credo_mediaさんをフォロー Facebookでシェア Twitterでシェア LINEで送る はてなブックマーク