「空飛ぶ自動車」が現実に!?日本で乗るための条件とは

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10月にオーストリアのウィーンで開催された「パイオニアズ・フェスティバル 2014」で、「世界で最も高度な空飛ぶ自動車」がお披露目されました。

スロバキアの企業、エアロモービル社が20年以上試作を重ね送り出したのが「エアロモービル3.0」です。燃料はレギュラーガソリンで、自動車としては最高時速160キロで、航続距離は875キロ、飛行機としては最高時速200キロ、航続距離は700キロと発表されています。

車体重量は450キログラムで、一般的な軽自動車よりも軽く、車体の全長は6メートルとやや長めですが、翼を折りたたんで収納すれば、全幅は1.6メートルになりますので、ガスリンスタンドで給油できますし、一般的な駐車場に停めることも可能です。

同社によれば、「われわれの楽観的な計画では2016‐17年に最初の製品を顧客に届けられるが、まだどうなるか保証はできない。試作機にはテストに次ぐテストが控えているからだ」(10月30日付ロイター電子版)とのことで、ここ2、3年のうちに実用化される可能性もあります。

空飛ぶ自動車があれば渋滞を避けて目的地へ到着することができますので、まさに夢の乗り物です。ただ、そうした夢の実現はそう簡単ではありません。

まずは、空を飛びますので当然、飛行機の操縦免許が必要となります。価格は数千万円になると推定されていますので、簡単に購入できる額ではありません。また、離陸には200mの直線路を必要としますので、現実的には空港へ行き、そこから飛び立つことになります。

加えて、どの国にも日本で言う道路交通法や航空法といった規制がありますので、それら全てをクリアしない限り実用化には至りません。

英紙ガーディアン(電子版・10月29日付)は、ヨーロッパなどの先進国よりも、インフラがそれほど発達しておらず、航空規制が厳しくないアフリカ、中国、ロシアなどで「エアロモービル3.0」はより成功の可能性が高いのではないかとしています。果たして日本ではいつお目見えするのでしょうか。

Photo by Youtube

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