自民勝利で株価大幅上昇の予測、その理由とは【衆議院選】

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株式市場では、衆議院選挙で自民党が大勝した場合、日経平均が大幅に上昇するとの観測が広がっています。

安倍首相が18日、甘利経済再生担当相を中心に、地方活性化などの経済対策のとりまとめに向けた準備を進めるよう指示を出したことに加え、2017年4月までの消費税増税延期を表明したことが影響しているようです。

また、消費税増税の再延期がないことを明言したことが市場では、「まさに背水の陣。17年4月までに消費再増税に耐え得る良好な経済状態に持っていくため、あらゆる政策を打つ期待感が高まった」(11月19日付ロイター電子版)と受け止められています。

つまり、選挙で自民党が大勝し安倍政権が長期的に安定すれば、消費税を上げるための環境を整えるため、株高政策等が期待されるので株価は上昇するということです。

また、大和証券は17日、衆議院選挙後の株式相場の展望を選挙結果別に分析したリポートを発表しました。リポートは、自民党の獲得議席が多いほど株価は上昇すると予想しています。

具体的には、自民党が現状よりも多い300議席以上を獲得した場合、日経平均株価は2015年3月末に21,230円、現状程度の議席(280~299)を獲得した場合は19,600円まで上昇する可能性があるとしています。

本リポートは、安倍首相が衆議院解散を表明する前に作成されたため、消費再増税を実施、解散・総選挙をしない場合の見通しも記されており、その場合には2015年3月末の日経平均は17,810円で、自民党が勝利した場合に比べてかなり低くなっています。

現在の株式市場は、円安・ドル高基調、消費税率の再引き上げ延期などの観点から相場の上昇基調を見込んでいます。そうした傾向に加え、自民党が勝利し安倍政権の政策遂行力が強化されれば、株価上昇の余地が大きくなるということです。

選挙結果はどうなるのか、また自民党が勝利したとして、市場の予想通りに株価は動くのか。いずれも気になるところです。

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