小泉進次郎氏衆議院解散に「万歳」せず【衆議院選】

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衆議院解散の際、衆院議長が解散詔書を読み上げた後議員が万歳するのは恒例であり、テレビでもよく見かける光景です。

21日の本会議でも詔書が読み上げられた後、多くの議員が万歳する中、小泉進次郎復興政務官は万歳しませんでした。同氏は、「私は万歳できなかった。万歳することで、余計、国民との心の距離を生むのではないか。国民には、なぜ解散なのか分からない」と述べ、解散への疑問を呈しました。

また、「声を大にして言いたいのは被災地の復興。なぜ今、解散なのかと思っている人がいるなら、被災地の人はもっと思っているだろう」とも語りました(11月22日付 The Huffington Post)。

小泉純一郎元首相の次男である進次郎氏は、父親譲りの率直な発言が持ち味です。2013年、安倍首相と民主党の細野幹事長(当時)がフェイスブック上で論戦していることについて、同氏は「個人の名前を挙げて反論、批判はすべきではない。いちいち批判に反応していたらきりがない。批判はあって当たり前だ」、「首相は何をやっても批判はある。面白くないな、分かっていないな、と思うことがあっても、政治家の宿命だと思いながら結果を出すことに専念したほうがいい」と述べ、安倍首相を諌めたことがあります。

父の純一郎氏は、ほとんど支持基盤がない中、何度も自民党総裁選に挑戦し、最後には総理・総裁の座を手にしました。自身の信念に忠実であった同氏にとっては、多数派であろうがなかろうが、信念を貫くことこそが正義だったのでしょう。同氏が首相に就任した際、欧米のメディアは「マーベリック(異端児)が日本の首相になった」と報じました。

コロンビア大で政治を学んだ進次郎氏は、父よりも洗練されたプロセスで権力の頂点を目指すはずです。彼が日本のリーダーになることが国民にとっての幸福なのかどうかは分かりませんが、同氏は最短距離でそこに到達する可能性が高いでしょう。

Photo by http://urx.nu/epMB

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