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 JKビジネスとは

2014年 流行語大賞にノミネートされた「JKビジネス」とは、18歳以下の現役女子高生を雇い、男性のお客に性的サービスを含め接客させるビジネスのことです。サービスには、マッサージ、デート、匂いをかぐ、撮影会等があります。

 

 

JKビジネスのきっかけ

JKビジネスの始まりは、2006年頃から東京の秋葉原でメイド喫茶の代わりとして女子高生の衣装を着た店員が通称「リフレ」という簡易マッサージを提供し始めた「JKリフレ」だとされています。

リフレとは、リフレクソロジーの略で、身体のツボをマッサージして変化を促すマッサージです。足裏マッサージがこれに当てはまります。

 

 

JKビジネス 2つの問題点

2006年頃にJKリフレを起点として始まったJKビジネスが、最近になって話題になる理由には、2つあります。どちらも、従来は悪く言えばなぁなぁで見過ごされてきた部分が、明るみに出たためです。

1つは、営業形態の違反です。従来のJKビジネスは、公安に届け出の必要がある接待のある飲食店、風俗営業の申請が必要な風俗店ではないという認識で市場が拡大していきました。

しかし、最近は、上記に当てはまる営業内容であるとの見方が強いです。となると、現役女子高生を雇用しているJKビジネスは、風俗営業法で決められている「従業員は18歳以上、高校を卒業している女性」に違反していることになります。

10月14日 東京都新宿区高田馬場の雑居ビルの一室にあるJKコミュニティー店「ぴゅあど~る 高田馬場JKコミュ」の関係者が、警視庁少年育成課による労働基準法違反(危険有害業務への就業)で逮捕されました。

これは、女子高生が18歳未満であると知りながら、体を接触させて接待するなど18歳未満の少女に有害な業務に就かせていた。つまり、風俗営業法の労働者の条件を違反していたからです。

2つめは、児童買春の問題です。児童買春とは、金銭の受け渡しをして児童と性的交渉を持つことです。 国ごとで児童の年齢は違いますが、日本の児童福祉法では、満18歳に達するまでの者が児童と定義されています。そのためJKビジネスは、18歳未満が性的サービスを提供しているという面から、児童買春になっていると言われています。

2014年 9月3日(水)にクローズアップ現代で放送された『広がる少女売春 ~“JKビジネス”の闇~』は、児童買春を取り上げました。番組では、JKビジネスが裏で性的交渉が行われていることを指摘し、「金銭のやり取りを通して性的交渉を持つ」児童買春に触れているのではないか、ということが放送されました。

このように、法令違反の取り締まりが厳しく行われるようになったことで、アンダーグラウンドで明るみに出なかったJKビジネスの闇が表出化してきているのです。

Photo by Wikipedia[参考文献]

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