「電子たばこ」から発がん性物質を検出

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厚生労働省は27日午前10時より、たばこの健康への影響を評価する専門家委員会を開き、「電子たばこ」の安全性や規制の必要性について初めて議論を行いました。

国立保健医療科学院の櫟田部長の研究チームが今月、国内で流通しているニコチンを含まない電子たばこの蒸気に含まれる成分を分析したところ、複数の電子たばこの蒸気から発がん性物質が検出されたことが明らかとなり、厚労省研究班はその分析結果を今回の委員会で報告したとのことです。

「電子たばこ」とは、カートリッジに入った味や香りのついた液体をバッテリーで熱し、蒸気を吸う「ベープ」と呼ばれるタイプのもの。10年ほど前に中国で開発され、この数年、欧米で流行の兆しをみせています。英オックスフォード辞典は、2014年を代表する単語にベープ(vape)を選んだことを発表しています。

日本では電子たばこに関する規制がなく、海外からニコチン入りの電子たばこをインターネット経由で手に入れても取り締まることができない背景があります。厚労省研究班は、喫煙者だけでなく周囲への健康に悪影響を及ぼす可能性を指摘し、今後も数回にわたり健康への影響と規制の是非を検討する予定です。

photo by Flickr

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