いまだにワンオペが起こる2つの理由

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「ワンオペ」とはワンオペレーションの略語で意味としては主に、バイトのシフトが一人のことを指します。これはインターネットを通じ普及した略語であり、今年牛丼チェーン最大手「すき家」の人手不足による報道やアルバイトのワンオペ体験告白などを通して話題になりました。

「すき家」で働いているアルバイトからは、「多忙で2週間家に帰れなかった」 「午後10時から午前9時、そして午前11時から午後3時まで勤務の生活をしていた。寝る時間がない、あったとしてもストレスで全く寝られない」などのバイト体験が告白されています。

 

2つの理由

なぜこのようなワンオペが起きてしまうのでしょうか。これには二つの理由が考えられます。一つは会社側、二つ目は労働者側に理由があります。

会社側の理由としては挙げられるのは人件費です。

”売り上げがさほど上がらない深夜に、2人以上の勤務者を確保して営業することは「経済合理性からみれば、絶対に合わない」(牛丼チェーン幹部)という見方も出ている。”引用: 過酷ワンオペ 「すき家」深夜営業休止「6割」の現状 ブラックイメージ払拭が狙いか

しかしながら問題点は、いつ来るかわからない客である。売り上げの見込みがないという理由でワンオペをさせられた際、もしも店が込んだらその店員にも、食事を待つお客にも迷惑がかかる事は明白です。

労働者の理由としてあげられるのはフリーター人口の減少です。総務省統計局が行う労働力調査では若年層のパート・アルバイト及びその希望者(完全失業者+非労働人口)」(いわゆるフリーター)の数はここ10年で35万人ほど減少しています。2003年217万人に対して2013年は182万人です。

上記の二点がワンオペ現象が起こる理由としてあげられます。

 

 すき家のワンオペ対策

すき家側からの対策として、時給を上げることや、10月以降は2人以上の体制で運営し、アルバイトのシフト人員を確保できない店舗に関しては深夜営業時間帯の営業をやめるということがあげられましたが、未だにワンオペが続いているとの報告もあります。

日本の人口ピラミッドは釣鐘型で、これから労働者人口はより減っていくことが予測されます。「ワンオペ問題」は今回問題にあがった牛丼チェーン店「すき家」だけでなく、様々な飲食店が今後悩む課題となるでしょう。

photo by Yuya Tamai

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