アマチュア名人・今泉健司さん(41)プロ棋士編入試験合格

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棋士養成機関「奨励会」に小林健二門下として1987年入会後、奨励会三段まで登りつめたものの1999年、プロ棋士となる四段を目前に26歳の年齢制限に伴い退会を余儀なくされ、以降アマチュア棋士として活動を続けてきた今泉健司さんが2014年12月8日、見事プロ棋士編入試験に合格しました。

プロ編入試験の受験資格は、アマチュア棋士の参加枠が設けられているプロ公式戦に於いて、最も好成績であるところから10勝かつ勝率6割5分以上の成績を収めたアマチュア棋士に与えられます。

試験は新四段棋士(新しくプロになった棋士)5名との5番勝負で、5局中3局を制せば晴れて合格、3局落とせば失格となります。

9月23日の第一局は宮本広志四段との対局を140手で制し、10月5日の第二局では星野良生四段を145手にて下し試験合格に王手を掛けました。

続く第三局は11月18日、三枚堂達也四段との対局は139手で敗北、残念ながらストレート合格とはならずプロ棋士編入は第四局以降へお預けとなりました。

そして迎えた第四局は12月8日、石井健太郎四段との対局を105手で勝利し7割5分の高い勝率で第五局を待たずして悲願のプロ編入を達成しました。

これまでに平成以降は瀬川晶司、昭和期には花村元司や小池重明等がアマチュアからプロへと転向した経歴を持ちますが、プロ編入制度の制定後は今泉健司さんが初めてのケースです。

さらに41歳での新四段棋士誕生は史上最高齢記録となりました。

今泉健司さんは27年間諦めずに追い続けてきた夢を叶え、2015年4月1日付で正式に新四段として、数多の棋士達が鎬を削る勝負の世界へと足を踏み入れます。

Photo by にほ on flickr

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