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昨年12月24日にインドネシアのジャワ島東部からシンガポールに向けて飛行していた、インドネシア・エアアジア8501便が消息を絶ち、その後墜落が確認されました。

乗客は155人、乗員は7名、計162名が搭乗していました。現在も捜索が続いでおり、今月7日、捜索チームは同期の尾部の残骸を海中で発見したことを明らかにしています。

尾部には、原因解明のかなめとなるブラックボックスが格納されていて、墜落の原因の究明が期待されています。

搭乗していた162人のうち、これまでに39人の遺体が確認されていて、DNA鑑定などで身元の特定を進めています。また、海底に長さ18メートル、幅4.5メートルなど五つの残骸が確認されているほか、非常口のドアや、窓枠、スーツケース、救命胴衣などが見つかっています。

同機が飛行していた空域は激しい雷雨にみまわれていました。パイロットは午前6時12分に嵐を避けるために高度を上げる許可を、航空管制に求めていましたが、その5分後位置情報を発したのを最後に、交信が途絶えました。

事故原因として様々な考えが飛び交っています。気象条件の悪化によるトラブルが原因というのが、大方の見方ですが、中には低コストを追求したLCCの態勢に問題があった、という考えもあります。

しかしエアアジアはアジアでも大きなネットワークを持つLCCで、これまで大きな墜落事故を起こしたことはないことから、この考えを否定する声もあります。様々な憶測が出てくる中、インドネシア気象気候地球物理庁は1月4日に、「悪天候が事故の一因となった」との報告書を発表しました。

昨年3月に発生したマレーシア航空機の失踪事件により、中国人の東南アジア旅行は一時激減しました。中国人旅行者の回復の兆しが見えていた矢先に、このエアアジア機墜落の事故が起きたため、旅行会社にも大きな影響があるとみられています。

中国では春節の時期に多くの人が旅行を楽しみますが、この時期の東南アジアへのツアーや、エアアジア機でのツアーに一部予約の取り消しや、ツアーの取りやめが出ています。

安心して空の旅を楽しむためにも、原因の究明が急がれます。

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