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1月7日に、フランスパリにある「シャルリーエブド」本社を、武装した犯人が押し入って職員を襲撃したテロへの波紋が広がっています。このテロに関連してこれまでに17人が亡くなっています。

事件の背景には、イスラム教過激派組織が関係していることがわかっています。この襲われたシャルリーエブドでは、イスラム教に関連した風刺画を紙面に掲載したことで、イスラム団体から批判を受けていました。関係者は殺害予告をされており、警察の警護対象になっていました。

事件を起こしたのはアルジェリア系のパリ出身の二人組の容疑者です。被害者たちが編集会議で集まっていたところ、銃を乱射し残酷に殺害しました。

シャルリーエブドの関係者は警官を含めて10人が死亡しています。またこのテロに連動して次の日8日には、女性警官が殺害されおり、9日には人質をとり立てこもっていた容疑者2人を警察特殊部隊は射殺しました。

ほかにもパリ東部にあるユダヤ人向けのスーパーに男が押し入り人質をとって立てこもりました。この男は女性警官殺害の事件を起こした犯人で、警察により射殺されましたが、この立てこもりの際にも4人の人質が殺されています。

この事件をうけて、11日にはパリでテロ事件で犠牲になった人たちを追悼するデモ行進がおこなわれました。このデモにはオランド大統領の呼びかけで集まった、世界50か国の首脳などが集まり、100万人の大規模なデモ行進となっています。

イスラム教世界もこのテロ事件に対しては非難が相次いでいます。

イスラム教スンニ派の最高権威期間アズハルは「イスラム教はあらゆる暴力を非難する」との声明を出しています。サウジアラビア政府も「真のイスラム教は卑劣なテロ行為を断固拒絶する」と述べています。

イスラム教世界は、イスラム教過激派の暴力に訴えるやり方に対して明らかに反感を抱いていることを示しています。

Photo by Luke Ma

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