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埼玉県は県立の学校に所属している全教員に対して、携帯電話のメールや、スマートフォンの無料通信アプリ「LINE」を使用した生徒との私的なコミュニケーションを禁止することを決定する通達を出しました。

ここ最近、県内で相次いで発生している男性教諭による女子生徒へのわいせつ行為に対する措置です。

2010年から昨年までの4年間について調べたところ、教諭や県教委職員によるセクハラ行為やわいせつ行為が22件発生していました。

このうち生徒との携帯電話メールなどで連絡を取り合っていたケースが14件にも登り、半数以上が携帯電話によるコミュニケーションを取っていたということになります。

この件について、事例の分析をした結果、若手の教員が年齢の近い生徒と携帯電話メールでやり取り・相談などを受けるうちにこのような行為に発展するケースが多いという結論に達しました。

中には、LINEを使用したケースも見られるということで、今回の禁止事項に加えることにしたと説明しています。

これをうけて、文科省はわいせつ・セクハラ行為に関するの定義や実際に起こった問題の事例をまとめた小冊子を作製し、全県立学校宛に配布したと発表しています。

主な事例としては、生徒に対して「抱かせろ」とメールしたり、スカートの丈を注意する素振りを見せて盗撮するなどの行為があり、出来心で、ストレスが溜まっていてなどの理由から犯行に及んでしまうケースも少なくありません。

一昔と違い、携帯電話が普及している今、教員と生徒との間にはこうしたトラブルが発生しやすい状況にもなりつつあります。

今回の措置は、それを防止するためにもこうした対処は致し方ないという結論に至った形です。

Photo by Highways Agency

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