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ソニー・ピクチャーズエンターテイメント社(SPE)へのサイバーテロが行われた事件について。

先日、アメリカが北朝鮮によるものだと断定したと報道されました。それに加えて、アメリカ政府がサイバー攻撃に対し、名指しで他国を非難するのは極めて異例であるとも報道されました。

このことについて、アメリカは事前に北朝鮮からの攻撃を予見して、あらかじめ監視体制を整えていたことが分かりました。アメリカの国家安全保障局(NSA)は韓国などを経由して北朝鮮のネットワークに侵入して監視を続けていたとアメリカのメディアが伝えています。

ソニーへの攻撃を予見するには至らなかったものの、北朝鮮がサイバー攻撃に関与したという確たる証拠がここから得られたということです。なお、監視対象となったのは、北朝鮮のハッカーが使っていると思われるコンピューターで、ネットワーク監視用のマルウェアを仕込んでいたとも伝えられました。

サイバー攻撃を仕掛けた国をIPアドレスから調査した結果、北朝鮮政府のみが利用するIPアドレスを示す痕跡が残されていました。それにより、この攻撃は北朝鮮によるものだと断定したとのことです。

アメリカ政府は北朝鮮政府や企業、関係者に対する金融制裁を実施すると発表しました。

しかし、この決定に北朝鮮は、その金融制裁を批判し、それが逆に、北朝鮮の結束を固める材料になると反発しています。

一連の騒動の原因は、映画「The Interview」のストーリーが北朝鮮の金正恩氏を暗殺するというものであるということです。

北朝鮮にとっての最重要人物である金正恩氏を暗殺するという内容は許容の範疇を越えるものであり、これに対し、北朝鮮がアメリカへサイバー攻撃を行ったために、この騒動は混迷しています。

現在、国際的にも問題視されている「表現の自由」について一石を投じる問題でもあり、今後の動向に注目です。

Photo by José Fernandes Jr.

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