【動画】電子タバコとタバコはどちらが有害か

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電子たばこは、私たちが思っているほど安全ではないかもしれないという発表がされました。

アメリカの医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」は、電子たばこを吸う人は通常のたばこを長期的に吸っている人よりも5~15倍ホルムアルデヒドを原因とするがんになりやすいとの研究結果を発表しました。

電子たばこは液状のニコチンを熱して蒸気にすることでたばこを吸っているような感覚をもたらしますが、今回発表された研究によると、このニコチンを熱する過程でホルムアルデヒドが発生し、通常のたばこを吸う場合に比べてホルムアルデヒドの摂取量が2.5倍高まるそうです。

CNNの医療関連ニュース専門のコメンテーター、ホリー・フィリップス医師は、この問題について、以下のようにに説明しています。

「ホルムアルデヒドは特殊な化学物質ではありません。しわ防止用の耐久プレス加工の衣類や接着剤など、私たちがよく目にするものにも含まれています。」

実は今回の研究からは、「人体に害を与える程の多量のホルムアルデヒドは、電子タバコ内の蒸気をかなりの高電圧で熱しない限り発生せず、通常の電子タバコ常用者が使用しているような低電圧での加熱では人体に影響を及ぼす量のホルムアルデヒドは発生しない」ということが明らかになっています。

通常の生活ではありえない状況下で行った実験の結果に基づき電子たばこを危険視することに対しては、批判の声も多く寄せられています。

また、喫煙による主な人体への害は、たばこの葉を燃やすことで生じる4000種類にも上る化学物質によりもたらされるもので、ニコチンには中毒症状を引き起こす以外に大きな害はないと言われています。

したがって、日常生活の中で普通に使用している限りでは、たばこの葉ではなく、あくまでニコチンを燃やすだけの電子たばこの方が、通常のたばこよりも害が少ないと言えそうです。

それでもなお、電子たばこの安全性を巡る議論はまだ終わりそうにありません。

Translated by  Yuriko Hamaguchi, Cited by Hidden carcinogen found in e-cigarettes, study finds

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