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Facebookが新たに、ユーザー死後もその故人のアカウント情報を管理してくれる“相続人”(「レガシーコンタクト」)を設定できる機能を発表しました。

以下の文章は、「Wall Street Jounarl」の動画内で記者のジェフリー・フォウラー氏が「レガシーコンタクト」機能の詳細について語った内容をまとめたものです。

 

インタビュアー:Facebookにこのような機能が必要だったのでしょうか?

 

フォウラー氏:今や多くの人がFacebook上で思い出を共有しながら生きていますが、死後の自分のページがどうなるのかということは利用者にとって大きな心配事でした。

この問題はFacebook社自身にとっても悩みの種で、彼らは、亡くなった利用者のプライバシーと、故人のFacebookページを使って追悼のようなことをしたいと思う遺族の要望のバランスをとろうと長年策をこらしていました。

 

インタビュアー:この“相続人”「レガシーコンタクト」は、故人の代わりにどんなことが出来るのでしょうか?

 

フォウラー氏:「レガシーコンタクト」は、故人のプロフィール写真の変更、故人のページを使っての追悼式のお知らせや、生前に故人が許可していたら、メッセージを除く故人のすべての投稿と写真のアーカイブをダウンロードすることができます。

しかし、故人のアカウントの削除や、既にある投稿内容の編集などは「レガシーコンタクト」にもできません。故人の過去の投稿内容に編集を加えることができない理由について、Facebook社は「『レガシーコンタクト』に余計な感情的負担を課したくないためである」と言明していましたが、この点については今後も検討を続けてゆくそうです。

 

インタビュアー:それでは、もし「レガシーコンタクト」を指定していなかったら、亡くなった利用者のアカウントには何が起こるのでしょうか?

 

フォウラー氏:「レガシーコンタクト」機能は完全にオプショナルです。別のオプションとして、死後自分のアカウントを完全に削除することを選ぶこともできます。

また、そのどちらも選んでいなければ、Facebook社が利用者の死亡を確認した時点で、その利用者のページは追悼ページとなりそれまでの状態で凍結されることになります。友人はその凍結されたページを見ることはできますが、内容を編集することはできません。

 

以前までは、新聞のおくやみ欄などで確認していた追悼式のお知らせでしたが、それがネット上でできるような時代になっています。確かに、周知という面では確実に前者のシステムより発達しています。しかし、同時にネットがバーチャル(仮想)上のモノではなくなってきているのは間違いないでしょう。

参照:Facebook Allows You to Choose Your Account Heir | WSJ Translated by Itsumi Miwa photo by Thos Ballantyne

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