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ロサンゼルス市内にアメリカ初の女性専用モスクが誕生し、各方面から賛否両論の声が上がっています。

この女性専用モスクを立ち上げたハスナ・マズナヴィさんはこの女性専用モスクについて以下のように述べています。

「このモスクは前衛的な場所でもありませんし、他のモスクと競争しているわけでもありません。女性専用ジムや女子大と似たようなものだと考えてみてください。イスラム教徒の女性はこのモスクに来て成長し、鼓舞され、同胞との出会いを通じて信仰を深めていきます。そして、 自分の居住地の近くのモスクへ戻り、深い信仰をもってしてその場所をより良くしていくのではないでしょうか。」

女性専用モスクへ礼拝に訪れた女性は「他の女性と一緒に礼拝することができて大変嬉しいです」と女性専用モスクの誕生に賛成しています。

この女性専用モスクは、以前シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)として利用されていたため、窓に「ダビデの星(六芒星)」が描かれています。現在、この女性専用モスクは、イスラム教以外の宗教を信じる女性に対しても開放されています。

一方で、アメリカ在住の保守的なイスラム教徒はこのような女性専用モスクに対して、

「モスクは『家族』のためのものです。どうして男性を追い出すことができましょうか。」

「女性専用のモスクには反対です。見なすべきなのは、一般のモスクにおけるイスラム教女性の立ち位置です。」

などと難色を示す人もいます。

〈編集部コメント〉

これまである種のタブーであったイスラム教における「女性」の問題に切り込んだことは事実です。イスラム教徒以外の人にとっても新たに誕生したこの女性専用モスクをめぐる様々な議論は、 イスラム教を深く理解するための「一歩」となるのかもしれません。

Cited by US first women-only ‘mosque’ BBC News Translated by Hidenori Ishii, Photo by Matthias Rhomberg

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