声優の竹達彩奈が20日、ディズニー100周年記念作品のアニメーション映画『ウィッシュ』の公開記念舞台あいさつに参加しました。この作品はウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年を記念して制作されたもので、「願いの力」をテーマにしたディズニーのアニメーション映画です。竹達彩奈さんは、主人公のアーシャ役を演じ、アニメの日本語吹き替えキャストとして生田絵梨花さん(アーシャ役)、檀れいさん(アマヤ王妃役)と共に舞台上でトークを行いました。
映画『ウィッシュ』は、12月15日に公開されたばかりで、最新の映画動員ランキングで初登場1位を記録しました。竹達彩奈さんは、ミュージカル映画として登場し、劇中歌を歌うことに挑戦しました。これまでキャラクターソングや個人名義の曲を歌ってきた経験がありますが、ミュージカル楽曲を歌うのは初めての試みで、その難しさに苦労したとコメントしました。
竹達さんは歌唱収録時には他のキャストがまだ分からない状態であり、その緊張の中でレコーディングに臨んだそうです。しかし、歌唱中に「これは明らかに岡本(信彦)さんの声だな」という声を聞き、それがとても安心感を与え、歌うことができたと明かしました。
彼女が演じるバジーマは、表情が変わる子供ですが、歌う際にはキリッとした表情で歌うことになりました。しかし、基本的に内気な子供であり、そのバランスを考慮しながら歌唱に取り組んだそうです。『ウィッシュ』は、魔法の王国で起こる物語で、アーシャが王国の真実を知り、願いの力を取り戻すために戦う様子が描かれています。