イタリア人ジャーナリストでポッドキャスターのセシリア・サラさんがイランで逮捕され、テヘランの政治犯エヴィン刑務所に収監されたとイタリア政府が金曜日に発表した。
イタリアのグイド・クロセット国防相は「イタリアは彼女の解放に向けて精力的に取り組んでおり、あらゆる選択肢を追求している」とX誌に書き、サラさんの逮捕は「容認できない」と述べた。
ローマの新聞イル・フォリオとイタリアのポッドキャスト会社コーラ・メディアに勤めるサラさんは29歳で、12月19日に逮捕されたが、彼女の逮捕は金曜日まで明らかにされなかったが、彼女の家族とイタリア当局はそれが助けになるかもしれないと期待して沈黙を保っていた。彼の即時釈放を交渉する。逮捕の理由はイラン当局によって確認されていないため、まだ公表されていない。
若いがすでに著名なイタリア人ジャーナリストは、有効なジャーナリストビザで12月12日にテヘランに到着後、同地で数回のインタビューを行っていた。サラさんは12月20日にイタリアに戻る飛行機に乗る予定だったが、帰国予定日の前日に逮捕された。
サラさんはポッドキャスト「ストーリー」のエピソードを制作しており、その中には芸名「皇后クズクー」で知られるイランのコメディアン、ゼイナブ・ムーサヴィに関するエピソードも含まれていた。コメディビデオでヒジャブ着用義務に反対の声を上げてきたムーサヴィさんは、現在「冒涜」の疑いでエヴィンで服役中である。
イタリアの報道によると、サラ氏の逮捕は、先週、イラン国民2人の逮捕(うち1人はイタリアで逮捕)を巡り、イラン当局がイランにおける米国の利益を代表するイタリアの上級外交官を召喚したことを受けて、ローマとテヘランの間で続いている緊張に関連している可能性がある。ワシントンの要請により。
イタリアの中道左派野党民主党のエリー・シュライン党首は、政府に迅速な行動をとるよう求めた。
同氏は声明で「我々は直ちに政府に対し、この問題に光を当て、拘留の理由を明らかにし、そして何よりもできるだけ早くセシリア・サラさんをイタリアに連れ戻すためにあらゆる有益な取り組みを講じるよう要請する」と述べた。