北米のスターバックス約11,000店舗が、最大手のITプロバイダーに対するランサムウェア攻撃の被害に遭った。英国のスーパーマーケットチェーン2社もセキュリティ侵害の影響を受けており、自動車メーカーのフォードは自社の経営に影響が出たかどうかを確認中だと述べている…
の WSJ の報道によると、この攻撃は優良顧客ベースを持つ大手 IT サービス会社 Blue Yonder に対して行われたとのこと。
コーヒー中毒者は、バックエンド プロセスだけが攻撃を受けたため、この攻撃によって店舗の売上に影響が及ばなかったと知ると安心するでしょう。
スターバックスは月曜日、ランサムウェア攻撃により、北米の約1万1000拠点のネットワーク内の自社店舗が影響を受けたと発表した。これにより、コーヒーチェーン店ではバリスタへの支払いやスケジュール管理ができなくなり、カフェのマネージャーは従業員の給与を手動で計算することになった。
スターバックスは今のところ、予定されたシフトに対して従業員に給与を支払っているが、実際の労働時間に応じて従業員の給与が高かったり低かったりする可能性がある。同社は、バリスタには最終的には全労働時間分の賃金が支払われるようにすると述べた。
英国のスーパーマーケット、セインズベリーズやモリソンズも打撃を受けた。
モリソンズは英国全土に約1600のコンビニエンスストアと500のスーパーマーケットを展開しており、今回の停電により生鮮食品や農産物の倉庫管理システムに影響が出たと述べた。モリソンズの広報担当者は「現在、バックアップシステムは順調に稼働しており、全国の顧客に提供できるよう懸命に取り組んでいる」と述べた。
英国全土にスーパーマーケット600店とコンビニエンスストア800店以上を展開するセインズベリーズは、ブルーヨンダー社と「緊密に連絡を取り合っており」、緊急事態対応の体制を整えていると述べた。
フォードは、同社もブルーヨンダーの顧客であるが、自社の事業に影響が出たかどうかはまだ分からないと述べた。