アサド政権崩壊後初の民間航空機がシリアの首都に着陸

シリアのバシャール・アサド前大統領の失脚以来初の国際民間航空便が火曜日、カタールからダマスカス空港に着陸した。

ヨルダン国営ペトラ通信は、ロイヤルヨルダン航空の旅客機が試験飛行でダマスカスに向けて出発したと報じた。

専門家チームとともに同機に同乗していた民間航空規制委員会のハイサム・ミスト大佐は、定期便の運航を再開する前にダマスカス空港の技術的状態を評価するのが目的だと述べた。

1か月前にアサド大統領を失脚させた反乱軍の電光石火の攻撃以来、前政権との関係を断絶していたアラブ諸国と西側諸国は、イスラム主義者の元反乱組織ハヤト・タハリール・アル・シャーム率いるシリアの新たな事実上の当局と外交関係を再開しつつある。またはHTS。

シリアの新外相アサド・アル・シバーニ氏はここ数日、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦を歴訪した。湾岸諸国は、アサド政権打倒に先立って14年近く続いた内戦を経て、シリア再建に資金を提供する鍵となる可能性が高い。

火曜日、アル・シバーニ氏はアンマンの同氏と会談するためヨルダンを訪れた。ヨルダン外務省は、当局者らは「国境、安全保障、エネルギー、輸送、水、貿易、その他の重要な分野を含む多くの分野における協力の仕組み」について話し合う予定であると述べた。

アサド政権下では、ヨルダンはシリアで製造された依存性の高いキャプタゴンアンフェタミンを湾岸諸国に密輸する主要なルートとなっており、両国間の緊張点となっていた。

シリアの新たな当局はキャプタゴンの取引を取り締まる姿勢を見せ、ダマスカスのマッゼ空軍基地、ラタキアの自動車商社、ダマスカス郊外ドゥマにあるかつてスナックチップスを製造していた工場などの旧工場を解体した。

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