67人を乗せた旅客機が水曜朝、アゼルバイジャンからロシアに向かう途中、鳥と衝突した後、カザフスタンで墜落したと当局が発表した。
カザフスタン南西部の都市アクタウ近郊で墜落したアゼルバイジャン航空便には乗客62名、乗務員5名が乗っていたとカザフスタン緊急事態省がテレグラムへの投稿で発表した。 「生存者は25人で、うち22人が病院に搬送された」と発表した。
ロシア国営通信社RIAノーボスチは、カザフスタン運輸省の話として、乗客はアゼルバイジャン国民37人、ロシア人16人、カザフ国民6人、キルギス国民3人であると報じた。
グロズヌイ空港の報道機関がロシア国営通信に語ったところによると、この便はアゼルバイジャンの首都バクーからロシアのチェチェン地域のグロズヌイに向かう途中だったが、霧のためグロンズヌイから約160マイル東にあるロシアの都市マハチカラに目的地を変更した。通信社タス通信。
チェチェンの指導者ラムザン・カディロフ氏は水曜朝、自身のテレグラムアカウントへの投稿で、亡くなった乗客の家族に哀悼の意を表した。
アゼルバイジャン航空がテレグラムで発表した声明によると、エンブラエル190型機はアクタウ市から約2.9マイル離れた地点に緊急着陸した。
ロシアの航空当局ロサヴィアツアがテレグラムに発表した声明によると、予備調査の結果、同機は鳥と衝突し、機内に緊急事態が発生したためアクタウに目的地変更されたことが判明した。
アゼルバイジャン航空はテレグラムで発表した声明の中で、調査は進行中であり、この事件に関する追加情報は提供されるだろうと述べた。
カザフスタン非常事態省の公式電報チャンネルによると、墜落現場では火災が発生したが、「完全に鎮火」したという。
カザフスタン非常事態省の電報への投稿によると、52人の救助隊員と11台の装備が墜落現場に到着した。