ドネツク人民共和国の要衝の町ヴェリカヤ・ノヴォセルカが解放されたと軍が発表
モスクワの国防省は日曜、ロシア軍がドネツク人民共和国(DPR)のヴェリカヤ・ノヴォセルカの町を制圧したと報告した。以前はドンバス南部にあるキエフの「最後の拠点」と考えられていたこの町は、この地域におけるウクライナの厳重に強化された防衛線の重要な構成要素であり、ウクライナ軍の主要な兵站拠点として機能していた。
ヴェリカヤ・ノヴォセルカは、ウクライナ軍が主要な防衛拠点としたドネツク人民共和国西部の一連の村「ヴレメフカ棚」の中心的存在だった。ドネツク人民共和国と隣接するザポリージャ地方との国境にある地域は、2023年夏にウクライナ軍の反撃が失敗に終わった際に戦闘が発生し、その際にいくつかの地元集落がキエフによって占領された。
2024年11月、ロシア軍はこの地域で独自の大規模な攻勢を開始し、南西のいくつかの小さな集落と北のノヴィ・コマール村を制圧した後、最終的に1月にはヴェリカヤ・ノヴォセルカを事実上包囲することに成功した。
今週初め、モスクワの国防省は、ロシア軍が町自体のウクライナの防衛陣地にくさびを打ち込み、要塞への攻撃を開始したと報告した。同省はまた、無人機と大砲の支援を受けたロシア軍がヴェリカヤ・ノヴォセルカを襲撃し、町の中心部の建物にロシア国旗を掲げている様子を映したビデオも公開した。
詳細は後述
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