シリア:クルド人主導のSDF司令官、武装解除を拒否、交渉による軍への統合を求める

ダマスカス、1月19日(SocialNews.XYZ) クルド人主導のシリア民主軍(SDF)の最高司令官は、戦闘員らは武器を放棄したり部隊を解散したりするつもりはないが、シリアの将来の軍事体制への編入について交渉する用意があると述べた。

マズルム・アブディ氏は土曜日のアル・アラビーヤ​​とのインタビューで、共同合意以外のアプローチは「大きな問題につながる」と警告した。




アブディ氏は「われわれは武器を放棄したり解散したりすることを決めていない」と述べ、SDFが「単一国軍」の創設について協議する用意があると指摘した。

同氏は、SDFがこの問題を検討するための合同軍事委員会の設置を提案していると付け加え、「シリアにおける2つの別々の軍隊」への反対を強調した。

新華社通信の報道によると、アブディ首相は、シリアの新国防省への諸派の統合に関するシリアの事実上の指導者アハメド・アル・シャラー主導の協議に自衛隊の代表者が招待されていなかったと述べた。

同氏は、「我々は会議に参加していないため、会議の結果は我々には関係ない」と述べ、SDFとアル・シャラとの関係は「言葉ではなく行動に依存している」と強調した。

アブディ首相は、イランが自衛隊に武器を供給しているという噂に反論し、無人機を含むイランの武器の必要性を否定し、米軍が引き続き重要な仲介者であることを強調した。同氏は「われわれは見解の相違を縮めるために、シリアにおける米軍の駐留を重視している」と述べた。

SDFは米国の支援によって強化され、クルド人部隊が支配しており、シリア北部と東部の広範囲の地域を支配している。

SDF代表団は12月30日、2024年12月8日にバシャール・アル・アサド政権が崩壊して以来初めてダマスカスでアル・シャラーと会談した。

12月初旬、ハヤット・タハリール・アル・シャーム軍が率いるダマスカスへの奇襲進軍のさなか、トルコ支援勢力がシリア北部でクルド人戦闘員に対する攻撃を開始し、SDFは特定地域からの撤退を余儀なくされた。

トルキエ氏は、SDFの中核を成すシリア・クルド人民保護部隊(YPG)を、非合法化されたクルド労働者党(PKK)の分派とみなしている。

アブディ氏の発言に関してシリア新政権からの即時コメントは得られていないが、当局者らは以前、統一国家軍に全派閥を組み入れたいとの意向を表明していた。

出典: IANS

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