ダマスカス、12月13日（SocialNews.XYZ） トルコとカタールの高官らがダマスカスに到着し、元シリア大統領バッシャール・アル・アサド政権を打倒した過激派連合指導者らと協議するとシリア暫定情報省が発表した。
新華社通信によると、トルコの代表団にはハカン・フィダン外相とイブラヒム・カリン情報長官が含まれ、カタールの代表にはハルファン・ビン・アリ・ビン・ハルファン・アルバティ・アルカービ国家安全保障局長が出席した。
同省の声明によると、両代表団には「拡大された諮問チーム」が参加した。
当局者らは、アル・アサド打倒で極めて重要な役割を果たしたグループ「ハヤット・タハリール・アル・シャーム」のリーダー、アブ・モハメッド・アル・ゴラニ氏と会談する予定だ。彼らはまた、元地域過激派指導者で現在は過激派連合が任命した暫定首相を務めるムハンマド・アルバシル氏とも会談する予定だ。
同省によると、議論は武装勢力間の内部政治対話の推進に焦点が当てられる見通しだという。
トルコ政府とカタール政府のいずれからも訪問に関する公式の確認は得られていない。フィダン外相は先に、トルコ政府は「条件が許せば」ダマスカスの大使館を再開するつもりだと述べた。
トルコは、2011年に始まったシリア内戦のさなか、暴力の激化とアサド大統領の退陣要求を理由に、2012年3月26日にシリアの首都にある大使館を閉鎖した。
アサド政権を打倒した武装勢力を支援する報道機関ソウト・アル・アシマによると、シリア憲法と議会は３カ月間停止されたと報じられている。
同メディアは木曜日、匿名の情報筋の話としてこの展開を報じたが、停止措置がどのように実施されるかについては詳細を明らかにしなかった。
水曜日初め、シリア軍事作戦局はダマスカスとその周辺地域に課していた外出禁止令を解除したと発表し、住民に対し日常活動を再開し職場に戻るよう呼び掛けた。
出典: IANS
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